一般細菌検査室|国立国際医療研究センター病院
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一般細菌検査室

一般細菌検査室の仕事

血液・尿・便・喀痰などのさまざまな検体を分離培養・グラム染色・同定感受性検査 に分かれて検査していきます。

分離培養

検体を培地(寒天に栄養剤などを加えたもの)に塗布します。
検体別に使用する培地を変え、より正確に菌を特定できるようにしています。

検体を培地に分離培養している様子
検体を培地に分離培養している様子

グラム染色

バーミー法で染色します。
グラム陽性球菌・桿菌、グラム陰性球菌・桿菌の4種類がどのくらいいるか、どのような菌が推定されるかを顕微鏡で観察しています。
 グラム染色像1グラム染色像2
グラム染色像

同定・感受性検査

菌種を特定することを同定といいます。菌は分離培養した培地に発育し、菌種によって特徴的な形態や匂い、生化学的性状を示すため同定することができます。
菌は抗生物質を使用して除去しますが、菌種により使用する抗生物質が異なり、また本来有効とされている薬剤に耐性(薬剤が効かない)を示す事があるため薬剤の効き方を検査するのが薬剤感受性試験です。
菌種の特定・薬剤感受性検査は用手法、目視判定でも行いますが、主には自動測定器による判定で検査を行っています。菌の発育状況により結果が出るには 2日から6日程度かかります。

分離培地に発育した菌
分離培地に発育した菌

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シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス社製                                                 MicroscanWalkAway 96si

当検査室で検出される菌は、感染症を起こすメチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)や食中毒原因菌のO-157など数十種類に上ります。 その他にも、迅速抗原検査と呼ばれる検査により ロタウイルス・RSウイルス・A群溶血レンサ球菌などをいち早く検出することが可能です。