NCGM_kouki2016
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募集定員 3名プログラム責任者 木村 昭夫救急科レジデントプログラム救急科専門医養成研修プログラム1年目3年目2年目初期診療及び病棟の各診療現場において、診療行為はもとより、患者受け入れ、判断、優先順位の決定、人員配分などチームリーダーとして統括することを目指す。臨床研究センターにて臨床疫学の基礎的理解、統計ソフトの習熟、研究計画の作成を行う。国内外の学会に発表し、日本救急医学会誌への論文投稿を目指す。主に救命救急センターの集中治療室や病棟において、救急科専門医診療実績表に基づいた知識と技能を経験し、臨床推論力を高め、救急医としての集中治療能力の基礎を確立する。同法人の国府台病院にて、精神科救急診療、救急に関連する総合内科診療を習得する。国立成育医療研究センター病院にて小児救急外来診療の基礎を修得する。主に当施設の救急外来に勤務し、様々な疾患や重症度の救急患者の初期診療を1000例以上経験し、救急患者を最大限断らないという態度を身に着ける。救急科専門医診療実績表に基づいた知識と技能を経験し、臨床推論力を高め、救急医としての初期診療能力の基礎を確立する。また日常の診療において初期研修医を指導する能力も養う。● 診療科の概要 ●救急科の社会的責務は医の倫理に基づき、損傷や疾病の種類に関わらず、救急搬送患者を中心に、速やかに受け入れて初期診療に当たり、必要に応じて適切な診療科と連携して、迅速かつ安全に診断・治療を進めることである。また、救急搬送および病院連携の維持・発展に関与することにより、地域全体の救急医療の安全確保の中核を担っている。さらに、グローバルな視点から世界的に活躍できる人材を育成することにも力点を置いている。● 研修内容と到達目標 ●本プログラムの専攻医は、グローバルな見識の基、日本専門医機構の救急科領域研修カリキュラムに沿って、基本的診療能力(コアコンピテンシー)に加え、専門知識、高度な救命処置、診療手順、診断手技、集中治療手技などの技能を修得する。さらに科学的思考、課題解決型学習、生涯学習、研究などを行う態度も修得する。● 研修終了後の進路 ●本人の能力や希望と先方の事情により、当施設の救急科フェローとして継続勤務、大学や他施設の救急部門への就職、施設内外の他科への転職、国内外の公衆衛生大学院への進学(MPH取得)などの進路がある。2017年から始まる新専門医制度の内容に沿ったプログラムを2015年から先取りして開始しています問い合わせ先:木村昭夫(救命救急センター長)連絡先メールアドレス:akimura@hosp.ncgm.go.jp募集定員 1名プログラム責任者 藤谷 順子リハビリテーション科レジデントプログラム1年目2年目3年目2年目に担当した分野以外の分野について重点的な臨床研修を行ない、結果として、コンサルテーションを受けられる得意分野を増やす。臨床研究をさらにすすめ、結果を論文にまとめる。後進の指導・チーム医療を通して、さらに責任ある診療態度と知識の取得習慣を身につける。2年目同様、院外研修も必要に応じて行なう。1~2分野のリハビリテーションについて、責任を持ってコンサルテーションを受けられる知識とリーダーシップを身につける。臨床研究を遂行し、学会発表を行なう。必要に応じて、院外専門施設での専門研修(脳性小児麻痺、神経難病、脊髄損傷など)を行なう。受け持ち症例を通してリハ医療の評価と治療の基本を学ぶ。必要に応じ専門知識の研鑽のため院内ローテーションも認める。積極的に知識を身につけ、各種疾患のリハのガイドラインレベルを理解する。日本リハ医学会学術集会(総会)または地方会への症例報告または臨床研究の発表を行う。臨床研究研修を受け、翌年の研究計画への検討を開始する。● 診療科の概要 ●総合病院である当院のプログラムの特色は、多彩な疾患群のリハビリを、急性期から研修することが可能な点と、院内他科との連携が良好である点である。診断や治療に頭を絞る過程を共有しつつ、リハビリについても検討するため、医師としての研鑽も可能である。各科専門医との協力連携の上で、治療としての意義の高いアプローチを行なっている。また、学会・研修会への参加や他施設での見学・研修も推奨している。● 研修内容と到達目標 ●3年間で、日本リハビリテーション医学会の専門医に要求されている、知識と症例経験の獲得、学会発表・論文執筆まで到達。そして、リハビリテーション科専門医としての臨床能力を有し、チームを運営し、後進・スタッフの指導にあたれるまでを到達目標とする。なお、当施設は日本リハビリテーション医学会の認定研修施設である。● 研修終了後の進路 ●希望に応じて、当院にてフェロー・常勤医師として就職、リハ専門医としてリハ専門病院や大学病院・他医療機関などへの就職が可能であり、紹介・見学等支援している。開業あるいは地域支援診療所勤務の道もある。リハビリテーション科専門医の育成プログラム問い合わせ先:藤谷順子(リハビリテーション科長)連絡先メールアドレス:jufujita@hosp.ncgm.go.jp13

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