NCGM_kouki2016
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募集定員 1名プログラム責任者 猪狩 亨病理診断科レジデントプログラム1年目2年目3年目迅速診断に対応しうる診断力とコミュニケーション能力を身につけること。学会での症例報告や興味ある分野での臨床研究をまとめ論文の作成を試みること。他施設で研修を継続する際にもほぼ添削の必要がない程度の報告書が書けること。各分野での専門的な所見のとり方について学び、自身の得意分野をも作ること。カンファランスでの効果的な発表の仕方を体得し、議論に参加できること。病理解剖報告書を製作し、CPCでの発表ができること。肉眼診断の力をつけ、手術症例や解剖例の的確な切り出しができること。解剖手技を会得し上級医の指導監督を必要としなくなる程度に剖検が行えること。全分野の検体を診断するために共通な病理学的所見のとり方を学ぶこと。● 診療科の概要 ●病理専門医養成を目的とする。当センターの豊富な症例の病理診断業務を経験することにより、幅広い病理学的知識と経験を身につけることができる。病理は臨床科の一部門との考えから、担当医とのコミュニケーションを重視し双方納得のいく診断を目指している。診断困難例は臨床医とディスカッションを行い、病理医の独断に陥ることを避けている。当科には病理専門医が複数名在籍し、さまざまな考え方、助言を得ることが可能である。● 研修内容と到達目標 ●日本病理学会の病理専門医研修カリキュラムに沿い、組織診、細胞診、剖検などの診断業務を行う。専門医試験の受験資格の必要年限の研修のうちに当院での研修を算定できるほか、当センターの剖検数は年間70例前後あるため必要な剖検経験数を研修期間内で満たすことが可能である。● 研修終了後の進路 ●全国的に病理医は極端に不足しており、実力のある若い病理医は各地で必要とされている。修了後は当センターにスタッフとして残る以外にも、他施設に紹介するなどできる限り希望に沿うよう責任をもって対応する。研修病院としての特色を生かした幅広い経験を有する病理専門医の育成問い合わせ先:猪狩亨(臨床病理診断科長)連絡先メールアドレス:tigari@hosp.ncgm.go.jp14

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