NCGM_kouki2016
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募集定員 各1名プログラム責任者 仲佐 保国際臨床レジデントプログラム国際医療協力局での活動を派遣協力課員とともに行う。1年次は国際医療協力人材研修等に参加する。2年次には、原則として短期で海外のプロジェクトへの派遣を行う。3年次には可能な限り各自の希望に添った国・地域で国際保健分野の実務を体験する。4年次には前年実施した活動をふりかえりその後の進捗を確認するための短期派遣を行う。産婦人科国際医療協力1年次、2年次、4年次の臨床研修は、産婦人科の後期研修プログラムに準ずる。産婦人科では、あらゆる合併症妊娠、異常妊娠の管理、婦人科悪性腫瘍の診断と治療、子宮内膜症の診断と治療、不妊症の診断と治療などに習熟することを目指す。1年次、2年次、4年次の臨床研修は、小児科の後期研修プログラムに準ずる。小児科では、小児のあらゆる疾患について的確な診断と治療、造血幹細胞移植、血液透析などに習熟することを目指す。小児科● 診療科の概要 ●多くの開発途上国では依然として母子保健の水準向上が最優先課題である。本プログラムは、産婦人科および小児科における後期臨床研修と国際保健医療協力研修を有機的に連携させて、国際保健医療協力を志しつつも、医師としての基盤を確立すべき時期にある若手医師に対して、臨床医としての研鑽を積みながら、同時に国際的な視野での自分の役割を見つめ、将来への展望を見出す機会を提供することを目的とする。本プログラムの対象者は、初期臨床研修修了者で産婦人科または小児科の専門医資格を目指すもののうち、国際保健医療協力にも強い関心を有する者。研修期間は、原則として4年間。● 研修内容と到達目標 ●原則として、第1ー2年次は臨床研修、第3年次は海外研修を主とする国際保健医療協力研修、第4年次修了時には各診療科目の専門医資格取得を目指す。国際保健医療協力研修では局職員の支援のもとに活動計画を作成し、6か月程度、海外の活動をする。小児科専門医・産婦人科専門医取得、さらに国際協力の視点を持った医師を目指して国際臨床後期プログラム(小児科後期臨床研修、産婦人科後期臨床研修)問い合わせ先:仲佐保(国際派遣センター長)連絡先メールアドレス:tnakasa@it.ncgm.go.jpプログラム責任者 仲佐 保国際保健医療協力レジデント研修(12週間ローテーション)● 診療科の概要 ●各レジデントの関心領域にあわせて、局スタッフと協議を重ね、海外フィールドを経験する中で、「国際保健に関する基本的な考え方を知る。」「現場で国際協力がどのように実践されているのかを知る」「国際医療協力の仕事の中でいかに自分を生かすことができるかを考える」という研修目標を達成する。活動の中心をなすのは開発途上国でのフィールド実習であり、開発途上国の現状に身をさらし、その現状の中で保健課題の克服に取り組む人々の姿に接することが、本研修の目的達成に最も重要なステップとなる。最後にそれまでの研修成果をまとめて、発表し、報告書としてまとめるとともに、今後どのように国際医療協力に関わっていくか、ともに考えることで、本研修の締めくくりとする。● 研修終了後の進路 ●研修修了後は各専門家において専門領域の臨床・研究を行うが、国際医療協力専門家を希望する者には国際医療協力局や国際保健関連諸機関等への進路を目指すことも可能である。問い合わせ先:仲佐保(国際派遣センター長)連絡先メールアドレス:tnakasa@it.ncgm.go.jp16

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