NCGM_kouki2016
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募集定員 1名募集定員 1名プログラム責任者 喜納 五月プログラム責任者 原 徹男脳神経外科レジデントプログラム呼吸器外科レジデントプログラム1年目1年目3年目3年目2年目2年目病棟では研修医の指導にあたり、病棟業務すべてを取り仕切るような立場となる。標準的な肺葉切除術や完全胸腔鏡下手術の術者として数多くの呼吸器外科症例を経験し、臨床研究をまとめ学会発表と同時に論文発表を行う。呼吸器外科病棟主体だが、外科専門医取得に必要な外科系他科への院内ローテーションを行う。臨床研究の課題に取り組み始め、呼吸器外科学会総会などに発表を目指す。病棟主体で、上級医と共に全患者の担当医となり、日々のカンファレンスのプレゼンテーション、採血、胸腔ドレーン留置などの手技の習得をし、手術は主に助手を経験するが、簡単なものは術者の経験もできる。症例報告を主とした地方会での学会発表を経験をする。● 診療科の概要 ●対象疾患は(1)肺癌、縦隔腫瘍などの腫瘍性疾患、(2)膿胸や非結核性抗酸菌症、真菌症などの炎症性疾患、(3)気胸や巨大肺嚢胞など嚢胞性疾患。全ての分野にわたり症例を経験できる。症例を選び完全胸腔鏡下肺葉切除から区域切除、拡大手術も行っている。非結核性抗酸菌症、真菌症、膿胸などの感染性疾患の手術症例も多く、HIV合併肺疾患、血液内科疾患、精神科絡みの症例など、他科とのチーム医療症例も研修できる。● 研修内容と到達目標 ●研修期間は3年間を原則とする。外科専門医取得に必要な症例の経験のため、一般外科・心臓血管外科へのローテーションを行い、3年間で確実に外科専門医資格を取得を目指す。最終的には将来呼吸器外科専門医取得のために必要な技術、知識の習得を行うことを目的とする。 ● 研修終了後の進路 ●(1)当科のフェローを継続あるいはスタッフに昇格検討(2)大学院進学 (3)他大学、他病院などで臨床医として研鑽個人の希望に沿った進路を選択する。呼吸器外科専門医資格取得を目標に、まずは3年間で外科専門医資格を取得する2年目で得た技術をさらに発展させ確実に施行できるようにする。転移性脳腫瘍、円蓋部髄膜腫などの表在性腫瘍の開頭、摘出術を開始する。顕微鏡を用いた症例の助手を多くこなしその操作に慣れる。能力次第では破裂脳動脈瘤などの開頭クリッピング術の術者を考慮する。頭部外傷では術者になりその治療を確実に行えるようにする。主な開頭術のセットアップが手際よくできるようにする。モニタリングやナビゲーションシステム、神経内視鏡の操作に慣れる。手術用顕微鏡を用いた症例の助手につきマイクロサージェリーの操作に慣れる。顕微鏡下の血腫除去術を開始する。血管内手術にも積極的に参加する。脳室腹腔短絡術、頭蓋形成術、穿頭・血腫洗浄ドレナージ術、脳室ドレナージ術を術者として確実に行えるようにする。さらに急性硬膜外血腫、急性硬膜下血腫、脳挫傷などの頭部外傷の診断および治療(減圧開頭、血腫除去)に携わる。技量に応じて定位的腫瘍生検術や血腫除去術の術者も考慮する。脳血管撮影も術者として行う。● 診療科の概要 ●広範な知識と卓越した技量を兼ね備えた脳神経外科専門医の養成と取得のためのプログラムである。高度な専門性を維持し全人的な医療の実践を目標にしている。救命センターを併設し脳卒中や頭部外傷などが多いが、脳腫瘍、脊椎脊髄疾患、三叉神経痛などの治療も得意としている。年間330件ほどの手術があるが直達手術のほか、血管内手術も積極的に行っている。臨床に直結する研究も多く学術活動も盛んである。2年目以降は成育医療研究センターやベトナムでの短期研修も考慮する。● 研修内容と到達目標 ●日本脳神経外科学会が定める専門医取得のための学年別研修項目と知識習得レベルに準拠する。医師として基本的なマナーや責任感を身につける事が大前提であり順次上級の業務を任される。内容は大別すると診断技能、手術技能、学会報告・論文作成技能などの養成である。初期研修医への指導業務も加わる。● 研修終了後の進路 ●(1)フェローからスタッフに昇格しさらに高度な技術、知識の取得に努めsubspecialityを確立させる。ただしスタッフ会議による同意を得た者に限る。(2)大学や当院の研究所などで基礎研究を行う。(3)他病院に臨床医として就職する。代表的な脳神経外科的疾患を十分に理解し手術を含めた治療技術の向上と専門医の取得を目指す問い合わせ先:喜納五月(呼吸器外科長)連絡先メールアドレス:skina@hosp.ncgm.go.jp問い合わせ先:原徹男(副院長・医長)連絡先メールアドレス:thara@hosp.ncgm.go.jp18

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