NCGM_kouki2016
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募集定員 1名募集定員 1名プログラム責任者 簑和田 滋泌尿器科レジデントプログラムプログラム責任者 桂川 陽三整形外科レジデントプログラム1年目3年目2年目副腎、腎、尿管、膀胱、前立腺、精巣など多臓器に対する外科的かつ内科的治療の専門分野● 診療科の概要 ●日本泌尿器科学会研修認定施設であり、主に将来泌尿器科専門医を標榜するためのプログラムである。専門医の取得には泌尿器科専門医教育施設において、学会の定めたプログラムに沿って4年以上の泌尿器科専門研修が必要であるが、専門医取得に必要な手術症例数は十分に確保できている。広範な泌尿器科医療の全般を学ぶとともに、関連領域各科やコメディカルスタッフ等との協力体制を習得していただきたい。● 研修内容と到達目標 ●泌尿器科専門医は研究者、高度手術技能者から一般病院勤務者、透析専門医、一般開業医まで形態は様々である。ここでは泌尿器科専門医の習得を希望する標準的なプログラムを以下に示すが、個々人の希望する方向性に対応をした柔軟なプログラムも可能である。● 研修終了後の進路 ●3年の研修修了後は本人の希望を尊重して対応している。できればフェローとして1年間残り、専門医を取得することが望ましい。東大泌尿器科および関連病院と密に連携しているため、他施設への移転はできる限り支援する。骨折だけでなく変性疾患などの待機的手術についても体系だった治療プランを立案し、指導医とのディスカッションのもと実施する。関節鏡手術や人工関節手術など専門的な手術を経験する。興味のある分野につき研修を深め、臨床研究、学会発表ならびに論文執筆を行う。週1~2回外来診療を担当し、再来患者だけでなく救急や新来患者の対応も習得する。骨折をはじめ、関節疾患や軟部組織、神経障害など様々な疾患につき手術プランを立案し、指導医とのディスカッションのもと、手術を行う。難易度の高い透視下の骨折整復や、関節周囲骨折の整復内固定手術に習熟する。指導医とペアで入院患者を担当し、入院から退院までを通して整形外科の診断学、治療学の基本を習得する。週1回外来診療を担当する。骨折・脱臼の徒手整復、固定手技や、神経根造影など特殊検査を習得する。すべての手術に参加し、鉤引き、糸結びなど手術手技の基本と手順を修得する。骨折等の手術を術者として経験する。● 診療科の概要 ●整形外科疾患に適切に対応できる基本的な知識と診断・治療技術を身につけ、手術と処置、術前術後の管理能力を修練する。臨床研究や学会発表、論文執筆等により専門的素養にも通じ、整形外科専門医としてどのような病院でも求められる人材に育成する。年間約600件の手術を行っており、骨折など外傷の手術は専門医の指導の下、主として後期研修医が執刀する。さらに専門性の高い手術についても個人の熱意と技量に応じて担当する。● 研修内容と到達目標 ●筋骨格系の解剖と機能の理解、整形外科的診察法と画像診断、局所麻酔、関節注射、神経ブロックなどの手技、外傷に対する処置、骨折や脱臼の整復と固定、合併症の予防、手術的治療、保存的治療の適応の判断と技術を習得する。基本的な整形外科疾患の理解、義肢装具の知識と適用について習得する。● 研修終了後の進路 ●国立国際医療研究センター病院整形外科・大学病院・一般病院ほか整形外科の基礎から専門までマスターし、どのような場面でも必要とされる整形外科医を育成する問い合わせ先:桂川陽三(整形外科長)連絡先メールアドレス:ykatsura@hosp.ncgm.go.jp3年目2年目1年目1、2年目で習得した知識、技術をさらに発展させて外来および病棟診療を自立して完遂する。複雑な症例や重篤な合併症についても関連領域の専門医、コメディカル等と協力体性をとって診療できる。臨床研究、治療成績の検討などについて積極的に参加する。臨床研究を学会で報告をして論文にまとめる。外来:週半日の外来診療を担当する。十分な接遇の基本を習得する。幅広い診断技術を習得し、治療、手術の適応が判断できる。病棟:複雑な症例でも治療方針の決定や合併症の対応など総合的に管理できる。簡単な手術は自立して行える。学会、研究会等に積極的に参加し、症例報告を行い、論文に発表する。指導医の直接の指導のもとで以下を研修する。外来:超音波検査、尿路内視鏡検査、排尿機能検査、経直腸的前立腺針生検、ESWL(体外衝撃波結石破砕術)など。種々の検査、画像診断等の検査結果を理解する。病棟:カンファランス等で症例の提示。手術において術前、術後管理。簡単な手術は術者として、大きな手術は助手として手術に参加する。問い合わせ先:簑和田滋/山田大介(泌尿器科長/医長)連絡先メールアドレス:sminowad@hosp.ncgm.go.jp/dyamada@hosp.ncgm.go.jp19

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