NCGM_kouki2016
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募集定員 1名プログラム責任者 片井 直達眼科レジデントプログラム1年目3年目2年目外来患者の診療から治療までを自立して行う。未熟児や小児の眼底観察を習得する。各種光凝固術、外眼手術、白内障手術を術者として自立して行う。糖尿病網膜症、加齢黄斑変性、緑内障、ぶどう膜炎等の専門外来での診療を習得する。学会発表と論文作成を行う。外来初診患者を指導医とともに診察し、一連の診断過程と治療について研修する。各種光凝固術、外眼部手術、白内障手術を指導医の下で執刀を開始する。自身の執刀した手術の3Dビデオを観て、自身の手術手技の問題点の洗い直しと上級医からの指導を受ける。外来においては、病歴聴取と基本的眼科検査を習得後、蛍光眼底撮影、超音波検査、OCT検査など、種々の眼科精密検査を習得する。入院では指導医と共に患者を受け持ち、患者とその家族と関わり、チーム医療のあり方を学習する。指導医の手術助手を務め、3D手術ビデオを使い基本的手術手技や手術理論を習得する。プライマリ・ケアから高度専門医療まで、患者中心の眼科医療人の育成● 診療科の概要 ●人間は外界からの情報の約90%を視覚則ち「見る」ことから得ている。このため、眼科医に求められたミッションとは物が見えることから得られる高いQOL(生活の質)を維持することで人類の幸福や発展に寄与する事と私たちは考えている。このため、当施設では世界的な失明性疾患である白内障、緑内障、糖尿病網膜症と加齢黄斑変性を中心に患者さんに「見える喜び」を感じて頂ける医療を提供できる眼科医の育成を行っている。 ● 研修内容と到達目標 ●眼科専門医制度研修プログラムに従い、眼科専門医取得を到達目標とする。具体的には、外来と病棟患者の診療を通じ眼科医療機器の使用に精通し眼科疾患の診断から治療までを自立して行う。また、症例報告等の学会発表と論文作成を行う。● 研修終了後の進路 ●個々の希望に応じ、専門医療機関、研究機関、大学院への進学等、柔軟に対応している。また、国立国際医療研究センターのフェローとして、網膜硝子体疾患を中心に高度専門医療の研修を行うことも可能である。問い合わせ先:片井直達(眼科長)連絡先メールアドレス:nkatai@hosp.ncgm.go.jp20

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