NCGM_kouki2016
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募集定員 1名プログラム責任者 岡 慎一エイズ治療・研究開発センター(ACC)レジデントプログラム1年目2年目3年目定期外来を担当し、外来患者の治療を身につける。基礎研究的な知識習得を希望する者は、ACCに併設するラボにて、実際に自分の手でMolecular Biology, Immunology, Virologyなどの研究に触れることも可能である。重症感染症に併発する副腎不全への対処など内分泌的な理解や、重症感染症時のステロイド使用法、HIVに合併する日和見感染症全般にわたる診断・治療・経過観察を重点的に習得する。入院患者の診療を主として行いながら、週1、2回程度の予約外外来診療を担当し、入院および外来診療の経験を積む。遺伝子診断や、薬剤耐性検査などの特殊検査についても理解でき、適切に行えるようになる。● 診療科の概要 ●本研修の目的は、世界に通用するHIV感染治療の専門家を養成することである。さらに、HIV感染症ではウイルス、細菌・真菌・原虫など多種の病原体が全身感染症を起こしてくるため、重症感染症の診断・治療を通じて、感染症専門家としての能力を身につけることができる。診療は全例、経験豊富な技官の指導の下で行われ、毎週行われる外来および入院カンファレンスを通じて、多くの症例の臨床経験を共有し、学ぶことができる。● 研修内容と到達目標 ●感染症専門医として、独立して外来・病棟業務を遂行できることを到達目標とする。3年間で学んだ感染症に対する症例報告や臨床研究をまとめ英文誌への投稿も積極的に行う。EBMの実践は当然であるが、将来的にEBMを作り出せるワンランク上の世界的に通用する感染症医となることを目指してもらう。● 研修終了後の進路 ●大学院進学、留学、エイズ拠点病院勤務など。1名はレジデント、フェローを経て常勤医師として採用された。ACCには専門修練医の制度がある。感染症全般に精通した、世界に通用するHIV感染治療の専門家を養成問い合わせ先:岡慎一(エイズ治療・研究開発センター長)連絡先メールアドレス:oka@acc.ncgm.go.jp募集定員 2名プログラム責任者 岡 慎一総合感染症レジデントプログラム①結核:結核診療の習得(入院・外来を通じ継続診療を学ぶ)②呼吸器感染症診療(肺炎・肺真菌症・非結核性抗酸菌症)③気管支鏡検査④呼吸器画像診断の習熟①一般感染症診療(共通項目)の入院・外来診療②輸入感染症(マラリア、デング、寄生虫など)の診断・治療・予防法の習得③渡航者外来を通じた旅行医学(トラベルワクチンなど)の習得④院内感染対策(サーベイランスを含む)⑤海外(ベトナムなど)における熱帯病診療実習(1週間)⑥検疫所などの院外施設見学①HIV診療の実際(HIV感染者新患の診療、合併症の診療などを習得)②エイズ患者の診療を通じて日和見感染症の診断・治療・予防法の習得③HIV/血友病患者の止血管理の習得④針刺しなどの職業関連感染対応トレーニング①ベッドサイドでの感染症科コンサルテーション②外来での感染症科コンサルテーション③臨床微生物学(細菌検査室モーニングラウンド、細菌検査室ローテーション)④感染症研究(研究成果の学会発表、論文発表)⑤感染症教育の実践、教育エイズ、結核、マラリアの世界3大感染症が一度に学べる国内唯一の感染症プログラム● 診療科の概要 ●感染症は、市中感染症、院内感染症だけでなく、エイズ、結核、輸入感染症など多くの疾患を含む。本プログラムは、内科および小児科の一般診療に基づき、独り立ちした医師としての基本的な能力の涵養を土台として、一般感染症から、幅広い感染症や感染管理に対応できる感染症専門医を目標とした内容である。期間は3年間であり、参加時点で内科認定医習得および同等の経験があることを前提にカリキュラムが組まれている。● 研修内容と到達目標 ●必修期間は、ACC 12か月、DCC 12か月、呼吸器内科 6か月で、残りの6ヶ月を研修到達内容に合わせて、最大6か月センター内での他科研修を含めて教育指導責任者とともに計画する。(過去実績:血液内科、救急科、放射線診療部門、膠原病科)● 研修終了後の進路 ●Johns Hopkins University Master of Public Health進学 2名、 国内大学院進学 1名、国内大学 2名、ACC 2名、DCC 1名臨床感染症学研修(共通)ACC(12ヶ月)呼吸器内科(6ヶ月)国際感染症センター(12ヶ月)問い合わせ先:岡慎一(エイズ治療・研究開発センター長)連絡先メールアドレス:oka@acc.ncgm.go.jp23

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