NCGM_kouki2016
25/30

プログラム責任者 清水 孝雄研究所レジデントカリキュラム(12週間ローテーション)研究部1. 脂質代謝と生理活性脂質研究2. NCGM発新規ペプチドベクターを用いた細胞形質転換法の確立と応用3. 自然免疫応答の制御機構を中心とした、炎症疾患の新規制御機構の解明と新しい創薬ターゲットの提示4. 糖尿病の成因研究のための分子生物学・分子遺伝学5. T細胞の分化、活性化に関連するシグナル伝達因子の解析6. 糖尿病に関する臨床疫学的事項と統計手法の習得7. 消化管炎症のバイオマーカー探索研究8. 肝炎患者を対象としたゲノム解析と臨床背景の統合的研究9. 免疫疾患モデルを用いた解析技術と評価法10. 薬剤耐性菌の分子疫学研究11. 次世代シーケンサを用いた臨床検体中の病原微生物の解析12. 膵島移植でI型糖尿病治療へ13. 糖尿病・代謝疾患の病態の多角的研究14. 血糖の恒常性とその破綻を理解する分子統合生理学入門15. 造血幹細胞システムを維持するメカニズムの研究16. マラリアの分子遺伝疫学・流行対策研究● 診療科の概要 ●研究所は戸山と国府台に充実した施設を有し、感染症、糖尿病、肝炎や自己免疫疾患の発症機序や治療法、早期診断法の開発を進めている。3ヶ月という限られた期間であるが、研究の現場に触れ、遺伝子や細胞の取扱い、英文論文の読み方などを訓練する。将来どの様な分野へ進むにも分子生物学、遺伝学は必要な学問であり、この時期に触れておくのがプラスである。東大、慶応、順天など連携した大学院生になることも可能である。● 研修内容と到達目標 ●1.細胞と遺伝子、タンパクの取扱い、データ解析の基礎的技術を修練。2.16の研究部、プロジェクトでカリキュラム作製(右記参照)3.研究所の詳細はウエブ(http://www.rincgm.jp/department/)参照。これからの臨床はゲノムの理解無しには進まない。レジデントの間に基礎を学ぼう問い合わせ先:清水孝雄(研究所長)連絡先メールアドレス:tshimizu@ri.ncgm.go.jpプログラム責任者 溝上 哲也臨床研究センターレジデントカリキュラム(12週間ローテーション)● 診療科の概要 ●臨床研究は、基礎医学と臨床医学で得られた知識・技術を動員して、臨床領域に現存する種々の解決を図ろうとするものである。このカリキュラムではNCGMのレジデント・フェローが12週間病棟勤務を離れ、臨床研究の基本的な考え方やスキルを学ぶ。主なトピックスは疫学、臨床疫学、生物統計学、治験、倫理的課題など。臨床研究センターの各研究部が共同で研修に当たる。● 研修内容と到達目標 ●自らの研究課題について指導スタッフと討論する。research questionをたて、それに基づいて研究計画書を作成する。論文の批判的吟味を行う。講義・演習・セミナーや課題図書から研究の方法論を学ぶ。統計ソフトウエア(STATAなど)を用いたデータ解析を通じて医学統計を理解する。倫理委員会を傍聴する。● 研修終了後の進路 ●12週間集中的に臨床研究について学び、継続的な研究活動実践の契機とする。臨床研究のエッセンスと実践的スキルを習得する短期集中型コース問い合わせ先:溝上哲也(疫学予防研究部長)連絡先メールアドレス:mizoue@ri.ncgm.go.jp24

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です