NCGM_kouki2016
27/30

総合診療科フェローシッププログラム募集定員 若干名プログラム責任者 國松 淳和内科各分野をまたがる疾患、何れにも属さない疾患、不明熱等の診断・治療に強くなることをめざす● 診療科の概要 ●診断名が不明な状況では、確かな総合力が要求されるため、専門科ではそのトレーニングは難しい。本プログラムは、「不確かな状況に強い内科医」となり、総合診療医として将来一般内科部門の診療のリーダーとなれるレベルまで診療能力を高めることを目標とする。「systemic disease」をひとつの内科サブスペシャリティと考え、内科各専門科間の“すき間”に存在する疾患に対する診断・治療のトレーニングを行う。● 研修内容と到達目標 ●①外来・入院診療(スタッフ医のバックアップを受けつつ、後期・初期研修医の指導) ②内科当直・救急科から内科に依頼された症例の振り分けと引き継ぎ ③他科からの診断困難な症例等(不明熱など)についてのコンサルテーション ④学会や研究会等での発表(論文作成と投稿は必須とする)● 研修終了後の進路 ●卒後6年以上で、他の後期研修修了相当(内科以外の場合は応相談)あるいは日本内科学会認定医取得レベルの内科診療能力を有すること。当科後期研修医を十分に指導・監督する程度の能力・経験を有する者とする。各種全身疾患を豊富に経験するため、自らの受け持ち患者のみならず、科全体の診療を見渡し積極的に診療に参画する。膠原病科あるいは臨床感染症の経験が不足している場合は、3ヶ月までのローテーションを認めることがある。臨床研究のテーマを決め、その計画書を立案・作成する。他科からの診療依頼に対し後期研修医ともども診療を組み立て、診断や治療方針を決定する。学会発表や症例報告等を指導的立場で行なう。研究では、データをまとめ論文を作成・投稿する。論文作成にあたって、統計学の知識習得を含め臨床を離れリサーチに専念する期間を認める場合がある(到達状況をみながら最大3ヶ月)。修了者にはフェローシップ修了証を発行する。専門研修を希望すれば、そのプログラムに入れるよう院内外問わず支援する。研修の到達度によっては当科スタッフへの道もある。1年目3年目2年目問い合わせ先:國松淳和(総合診療科医師)連絡先メールアドレス:orwkrecords@gmail.com臨床研修センタークリニカルリサーチフェロープログラム募集定員 若干名プログラム責任者 溝上 哲也地域中核病院で臨床研究や医師主導治験を主導できる実践的能力を習得● 診療科の概要 ●本プログラムでは、3年間で地域の中核病院における臨床研究や医師主導治験の企画・立案、プロジェクト管理を担う人材を育成する。そのため、臨床研究センターと医薬品医療機器総合機構(PMDA)とのジョイントプログラムとして、卒後5年目以降の医師に推奨されるプログラムを策定した。講義、演習、研究活動、On the job trainingの他、1年間以上、PMDAでの審査関連業務に従事する。● 研修内容と到達目標 ●3年間で地域の中核病院における臨床研究や医師主導治験の企画・立案、プロジェクト管理を中心となって担うことのできる能力を修得する。● 研修終了後の進路 ●当センターを初めとする臨床研究や治験を実施する医療機関における研究代表者や、PMDAの審査専門員などが想定される。臨床研究センターでの座学とOJTを受けて、臨床研究の企画・立案などに必要な基礎的な力を養う。この期間、週1回程度自らの専門科目での外来診療を中心にした診療業務に割くことを可能とする。当センターからPMDAに出向し、主に医薬品や医療機器の審査関連業務を担当する。この業務を通じて、治験に必要な知識やノウハウを得ることになる。当センターに戻り、臨床研究センターでのOJTとPMDAでの週1回の勤務を行う。この期間、週1回程度の外来診療を続けることを可能とする。なお、当プログラムでは社会人大学院への所属による学位取得を奨励する。1年目3年目2年目問い合わせ先:溝上哲也(疫学予防研究部長)連絡先メールアドレス:mizoue@ri.ncgm.go.jp26

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です