NCGM_syoki2016
2/24

国立国際医療研究センター理事長春日 雅人国立国際医療研究センター病院長中村 利孝研修医・レジデント・フェローを目指す皆さんへセンター病院の目指す「高度総合医療」とは、異なったスキルと考え方を持った専門家集団が、互いに信頼し、能力を十分に発揮し合うことで実現されるチーム医療のことです。「高度総合医療」を担う医師は、深い専門性と幅広いコミュニケーション能力を有し、患者の皆様の立場を尊重しつつ、最先端の医療を実践していく責務があります。当院では、臨床研修医と専門研修医を含めると約250名の若手医師が、ほぼ同数の常勤医および他の医療スタッフとともに、互いに教え教えられる関係の中で、「専門性の獲得とその統合」を目指して、日々研鑽に努めています。「医療と医学への貢献」という高い志を持った若い皆さんの参加を、心からお待ちしています。医師としての基本は国立国際医療研究センターで身につけよう国立国際医療研究センター病院と高度総合医療国立国際医療研究センターは、研修医・レジデント・フェローとして当センターで研鑽を積まれる皆さんを心より歓迎します。当センターは、国の重要な医療の課題を担う「国立高度専門医療研究センター(ナショナルセンター)」として、研修医の皆さんを受け入れている唯一のナショナルセンターです。医師としてその初期研修が重要であることは言うまでもありません。幸いなことに当センターには、臨床能力の高い指導医クラスの医師が多数活躍しており、全員が教育・人材育成に情熱を持って取り組んでいます。従って、当センターの初期研修では、医師として必要な基本技術や患者さんとのコミュニケーションの手法を習得できるのみならず、診断・治療における論理的考え方や全人的国立国際医療研究センターは、臨床研修医として当センターで研鑽を積まれる皆さんを心より歓迎します。医師としての第一歩を踏み出す臨床研修が重要であることは言うまでもありませんが、幸いなことに当センターには、臨床能力の高い指導医クラスの医師が多数活躍しており、全員が教育・人材育成に情熱を持って取り組んでいます。当センターの臨床研修では、医師として必要な基本技術や患者さんとのコミュニケーションの手法を習得できるのみならず、診断・治療における論理的考え方や全人的医療とは何かということを体感・学習できると確信しています。当センターで臨床研修を修了され、医師として今後に飛躍するためのしっかりとした土台を作って下さい。01

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer10.2以上が必要です