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学会・学術報告

箱根山奨励賞を受賞して

araisikaku.jpg この度は身に余るほどの栄誉ある賞をいただきました。

 私の研究は, 肝臓内に蓄積された脂肪量をX線CT検査によって, 脂肪密度を
原理的に演算することを可能としました。
本成果は脂肪を含む生体疾患(脂肪肝等)について, 外科的侵襲性を伴わない
進行度診断への基礎を提供しました。 診療放射線技師は医学と工学の中間に
位置し, 最新技術を臨床現場に普及させる為の「橋渡し役」として,
その責務を担っています。当科からは国際会議や論文投稿を始め,
あらゆる仕事をご支援頂いています. 心置きなくこのような研究が出来るのも,
共に働くスタッフの協力と尽力があってのものと深く感謝しています。
今後一層, 仕事に邁進する所存でございます。併せまして, 後輩指導や
センターが掲げる中期計画ミッションのクリアに寄与できるよう, 情報収集, 発信を心がけたいです。
 診療放射線技師 CT担当

AAPM(American Association of Physicists in Medicine)57th Annual Meeting &Exhibition

学会・学術報告 12015年7月12日から7月16日にアメリカ・アナハイムコンベンションセンターにおいて開催された AAPM (米国医学物理学会) 57th Annual Meeting & Exhibitionに演題発表のため参加させて頂きました。

アナハイムコンベンションセンターはアメリカロサンゼルス空港より車で1時間程のところにあり、カリフォルニアディズニーランドの向かいに位置する大きな会議場です。周辺の治安が良く、スーパーやコンビニ、レストランなどもありとても安心で便利な街でした。

さて、私は "Impact of the tumor location to deformable image registration" という演題についてポスター発表を行ってきました。現在放射線治療で画像変形処理技術の活用がなされています。適応範囲は広く、様々な部方針イメージ位、用途に対応方針イメージしています。肺領域への適応も行われており、症例によっては画像変形精度が著しく悪化することなどが報告されていますが、その原因が明らかになっていない項目も存在します。本研究では肺領域に対する画像変形精度について、腫瘍サイズや移動量、位置の違いによる影響を明らかにしました。質疑応答の時間では、
興方針イメージ味を持っていただいた聴講者から何点か質問を受け、今後の研究の参考にしたいと考えております。その他、3演題についても共同研究者として参加させて頂きました。自身の発表以外では、類似課題研究者の演題発表は勉強になり、刺激を受けることができました。中でも、間もなく発表になる AAPM TG-132 の内容に関するシンポジウムでは、臨床使用における品質管理の点で標準を知ることができました。機器展示では110社を超えるメーカーの出展があり、当院で日常使用しているソフトウェアの最新バージョンの詳細情報が収集でき、大きな収穫となりました。また、学会以外でも4D-CT画像から肺機能画像を作成する研究が世界で進められており、その研究者が集まりワー方針イメージクショップが開催されました。そこに参加させていただき、世界でもこの分野をリードする方々の最新の研究動向などを聴講し、大変勉強になりました。ある施設では肺機能画像を用いた放射線治療の臨床実施が行われているという報告もありました。

学会参加会期を通じ、研究に関して沢山の収穫を得ることができ、また様々な人との出会いや再会があり、とても貴重な経験となりました。不在の間、日常業務などで大変迷惑をかけてしまった放射線治療科の皆様並びに、放射線診療部門の皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。

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診療放射線技師 放射線治療担当
菅原