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糖尿病・肥満外来(月曜午後、水曜午前)

2017年4月1日より、糖尿病内分泌代謝科 大杉満医長による「肥満・糖尿病外来」を開始いたします。

肥満は日本でも増加しており、糖尿病やその他の様々な疾患を引きおこしやすい原因となっております。体重を減らすには食事療法や運動療法が効果的ですが、自己流でうまくいかないことや、体重が重いために足腰に負担がかかり運動がままならない方も多いのが実情です。

当外来では、定期通院を行うことで体重が増えやすい原因を一緒に考え、対処法を立ててゆきます。栄養指導も同時に行い、減量に効果的な食事を学びます。必要であれば入院して食事や運動を見直します。

肥満外科手術に関して

肥満症においては、食事療法・運動療法が主たる治療法ですが、食事運動療法のみで減量を達成することは困難なことが多く、内服治療を併用しても改善しない方も少なくありません。高度肥満に合併した糖尿病においても内科的治療がうまくいかない患者さんが増えており、スリーブ状胃切除術などの肥満外科手術(Metabolic Surgery)による減量・血糖改善効果への期待が高まっており、治療法の選択肢の一つとなってきています。

臨床研究「糖尿病患者における腹腔鏡下スリーブ胃切除術の導入に関する安全性と有効性の検討」のご案内

2018年4月より、当院では下記の登録基準を満たす肥満症・糖尿病の方を対象に、腹腔鏡下スリーブ状胃切除術を用いた肥満外科手術の安全性と有効性を評価する臨床研究を開始しています。

登録基準:抜粋

  1. BMI 32.5-40kg/平方メートルの方  ※BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
  2. 糖尿病があり、専門的な内科治療を行ってもHbA1c(ヘモグロビンA1c) 7.5%以上が6か月以上持続する方
  3. 年齢20歳以上60歳以下の方
  4. 全身状態が良い方 (寝たきりの状態などでない) 手術までの流れ、手術後、費用などに関しては下記リンクをご参照ください。
       肥満治療のしおり

外来受診までの流れ

肥満手術を希望される方、より詳しく知りたい方は、①かかりつけの医師を通してご相談頂く、または、②かかりつけ医からの紹介状を持参の上、糖尿病内分泌代謝科の新患外来(月~金)または肥満外来(月午後・水午前)を受診してください。登録基準等を確認させて頂きます(登録基準に該当していても手術が受けられない場合があります)。