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食道胃外科ご紹介

専門性の高いチーム医療

食道がんの治療法には、内視鏡治療、外科手術、放射線治療、化学療法、緩和治療があります。それぞれを組み合わせることで効果が高くなるとされています。

チーム医療

MDTカンファ (Multi- disciplinary Team) 

我々は各診療科でお互いに連携しながら診断、治療にあたっています。 当院では週1回、新患症例の診断、治療法の決定を、消化管全体のカンファレンス(MDTカンファ)で行っています。
MDTカンファでは、消化器内科(内視鏡、化学療法)、消化器外科、放射線診断科、放射線核医学、放射線治療科の責任ある医師が出席して検討を行います。

Cancer Board(キャンサーボード)

通常のカンファレンスで結論が出ないような治療困難症例では、病院全体で行われるCancer Board(キャンサーボード)でも検討を行い意見を調整することもあります。

栄養や嚥下の評価、リハビリテーション

手術をされる方に関しては、術前から栄養の評価(NSTチーム)、リハビリテーションや歯科のチェックを行い周術期の対応を行っています。 嚥下に関しても専門のSTがしっかりつきそいます。また、術後は集中治療室で快適に過ごせるようにICU、HCUでも対処を行行っています。

具体的な治療に関しては食道を担当するチーム内での専門医間で密に連携し、一人一人にあった治療法を選択しています。 このように食道がんの診断、治療はチーム医療です。

迅速な診断と治療

診断までの期間は約1週間です。 治療への待ち時間は1から2週間程度です。

迅速な診断と治療

迅速な診断と治療

診断までの期間は約1週間、治療への待ち時間は1から2週間程度です。 当施設での食道がんで初めて受診されるかたは年間60から80例程度あります。来院時より直ちに検査を開始して、約1週間で診断を行います。 その後治療方針の決定、治療に入ります。治療への待ち時間は約1から2週間程度です(治療の内容により異なります)。 なお経口摂取が不十分な方は早々に入院していただいて栄養療法を開始します。

困難症例への積極的対処

全身合併症(心臓、脳神経疾患、糖尿病、腎機能障害、感染症他)など、内科治療の介入が必要な症例に対しても内科的管理も加えながら治療を行っています。

困難症例への積極的対処

全身合併症、治療困難症例にも積極的に対処しています

全身合併症(心臓、脳神経疾患、糖尿病、腎機能障害、感染症他)など、内科治療の介入が必要な症例に対しても内科的管理も加えながら治療を行っています。 結核病棟やHIV陽性症例の対処、また精神疾患のある症例でも対応が可能です。

当院は各診療科がそろっている総合病院ですので、治療前に種々の全身合併症のある症例に対しての評価や適切な治療が可能です。また入院中の発症についても適宜相談をして管理をしていますので1つの病院で解決できます。 化学放射線療法後の再発症例や頭頸部腫瘍合併症例など、通常の施設では治療法に悩む症例も対応します。総合病院の強みを生かして対処しています。

安全性の高い治療

医師、薬剤師、看護師による化学療法における薬剤の確認、医師、放射線物理士による照射領域、線量の確認は厳密に行なわれています。

安全性の高い治療

専門性を有する医師の担当

医師、薬剤師、看護師による化学療法における薬剤の確認、医師、放射線物理士による照射領域、線量の確認は厳密に行なわれています。また各治療に関しては、専門性を有する医師が担当しています。(手術—消化器外科医、内視鏡治療—消化器内視鏡治療医、化学放射線療法ー腫瘍内科医、放射線治療医など)リハビリ部門がしっかり確立しています。

治療後の定期検査

治療後の定期検査がしっかりしていることも、当院の特徴の一つです。

治療後の定期検査

治療後の定期検査

食道がんは他の腫瘍と重複することが多い疾患です。特に残った食道に発生する異時多発がん、頭頸部がん、胃管がん、肺がん、大腸がんなどが多いことがわかっています。

治療後の再発のチェックはもちろん、重複しやすいがんの定期的な検査もおこなっていきます。早期発見して侵襲の軽い治療で終わることができるようにつとめています。