メニューにジャンプコンテンツにジャンプ

トップページ > 診療科・部門 > 診療科(外科系) > 脳神経外科 > 研修を希望される皆さんへ > 後期研修医(レジデント)案内

後期研修医(レジデント)案内

将来脳神経外科専門医を取得することを前提としたプログラムです。当科は日本脳神経外科学会A項認定施設であり当科のみの研修で十分その受験資格を取得することが可能です。原則として初期研修を終了した卒後3―5年目の医師を対象としています。

当科の特長として救急部、神経内科、放射線科などの関連各科との連携が極めて密であることがあげられます。日常臨床の約6割は脳血管障害や頭部外傷などの救急疾患が中心ですが、従来より脳腫瘍、脊椎脊髄疾患、顔面痙攣などの機能的疾患、特発性水頭症などの診断と治療も積極的に行っています。

原則として3年間の脳神経外科病棟研修を行います(1年間の研修も可能です)。まず医師として基礎的なマナーを身につける事、医療業務における責任感を身につける事が大前提であり、その確認のうえで責任ある業務を任される事になります。

原則としてレジデント1名に対し指導医が1名つき、man to man指導を徹底しますが、緊急手術等が重なる場合などはこの限りではありません。場合によっては複数の指導医の下で研修することもあります。

レジデント1人あたり大体15人前後の患者を受け持ち、検査、診断、治療、手術などすべての指導を受けます。時にかなりの激務となることもあります。この間、個人の技量に合わせて、順次上級の業務を任される事になります。

研修内容は、診断技能、検査技能、手術技能、学会報告技能、論文作成技能などの養成で、初期研修医の指導も加わります。初期研修を他院で行った場合は6週間の救急部へのローテーションは必須ですが、3年コースの場合は希望に応じて国立成育医療研究センター(小児脳神経外科)や国立がん研究センター(脳腫瘍の臨床と研究)での最大3ヶ月間の短期研修も考慮します。

また、国際医療協力に興味のある場合は、resident exchange programに基づきベトナムホーチミン市のチョウライ病院脳神経外科での最大3ヶ月間の海外研修も考慮します。その他、研究所からは3ヶ月間の18種類もの研究体験コースが設けられており、学位を目指す道も開かれております。

3年間の研修内容の概略

  • 1年目(3年次)
    脳室腹腔短絡術、頭蓋形成術、穿頭洗浄ドレナージ術、脳室ドレナージ術を術者として確実に行えるようにします。さらに急性硬膜外血腫、急性硬膜下血腫、脳挫傷などの頭部外傷の診断および治療(減圧開頭、血腫除去)に携わります。
  • 2年目(4年次)
    頭部外傷の治療を確実に行えるようにします。手術症例では原則として術者になります。技量に応じて脳内出血の開頭、血腫除去術を開始します。手術用顕微鏡(マイクロサージャリー)の助手につきその操作になれることも目標におきます。
  • 3年目(5年次)
    悪性脳腫瘍、転移性脳腫瘍、円蓋部髄膜腫など表在性脳腫瘍の開頭、摘出術を開始します。能力しだいでは開頭クリッピング術の術者も考慮します。

この後も引き続き当院での研修を希望する場合は5年次の発展時期と位置づけ、術者としての症例を多くこなせるよう格別の配慮をします。また、興味に応じて研究機関や他の医療機関への短期研修、また国際医療協力の一環として発展途上国への短期研修も視野に入れます。

臨床教育プログラム

以下のカンファランスを常時行っています。

  • 脳外入院症例、手術症例カンファレンス 週2回
  • Stroke Conference 週1回
  • 脳外抄読会 週1回
  • 脳外リハビリ科合同カンファランス 月2回
  • 神経放射線合同カンファランス 月1回
  • 全職種参加型リトリートカンファランス 月1回
  • 研究所主催セミナー(基礎) 月3回から4回
  • 国際医療協力局主催セミナー 週1回

プログラム終了後のコース

概ね次の3通りの道があります。

  1. 臨床研修指導医に昇格し当科でさらに高度な技術、知識の取得に努め、同時に後輩の臨床研修の指導を行う。またこの過程での実績により技官への昇格も考慮する。脳神経外科専門医を目指す場合(卒後7年目に受験)には最大限のバックアップをする。
  2. 大学や研究機関へ移り臨床や基礎研究を行う。
  3. 他病院へ臨床医として就職する。

このページに関する問い合わせ先

国立国際医療研究センター病院 脳神経外科
郵便番号:162-8655 東京都新宿区戸山1-21-1
電話番号:03-3202-7181 ファックス番号:03-3207-1038
脳神経外科医長 原 徹男 E-mail:thara@hosp.ncgm.go.jp