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臨床倫理
平成29年11月のリトリートカンファレンスのテーマは、「臨床倫理」です。 「倫理」と聞くと難しいもの、自分にはあまり関係のないものと感じるかもしれません。
- 誤嚥性肺炎を繰り返す認知症患者に胃瘻造設をするのか
- 身寄りがない意識状態が悪い患者が急変したときにどこまで治療をするか
- 生命に関わる病気なのに治療を拒否する患者にどう対応すべきか
しかし、日常の臨床の現場では、このような難しい倫理的な問題に対応していかなければなりません。当院では平成27年の12月に「臨床倫理サポートチーム(EST:Ethics Support Team)」が発足し、臨床で生じる様々な倫理的な問題に対して、問題解決のサポートを行っています。
今回のリトリートカンファレンスでは、「臨床倫理」の分野で第一線で活躍されている三浦靖彦先生をお迎えして、先生の豊富なご経験から「臨床倫理」についてわかりやすくお話していただきます。また、当院のこれまでの臨床倫理サポートチームの活動についても紹介し、「臨床倫理」について身近に考える機会にしたいと思います。
「臨床倫理」は、ただ難しいだけなく、これから医療者にますます重要になります。この機会に是非、ご参加ください。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。
日時
平成29年11月15日(水) 18:30~20:00
場所
国立国際医療研究センター 研修センター5階 大会議室
テーマ
臨床倫理
司会
徳原 真(外来運営・相談支援室長)
プログラム
- 当院における臨床倫理サポートチームの活動について—これまでの活動と今後の課題—
中山照雄 (臨床倫理サポートチーム 医療社会福祉事業専門職) - 今知っておいてほしい臨床倫理について
三浦靖彦(東京慈恵会医科大学附属柏病院 総合診療部診療部長・准教授)
このページに関する問い合わせ先
〒162-8655東京都新宿区戸山1-21-1
国立研究開発法人国立国際医療研究センター
リトリートカンファレンス企画委員会事務局
大曲 貴夫(副院長・国際感染症センター長)
梶尾 裕(糖尿病内分泌代謝科診療科長)