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研修を希望される皆さんへ

初期臨床研修医向け重点コース案内

後期臨床研修医(レジデント)プログラム案内

脳卒中・血管内治療専門医コース案内
 


国立国際医療研究センター脳神経外科は昭和43年(1968年)より本格的に脳神経外科を標榜し、全国でも有数の歴史ある医療施設です。平成23年(2011年)以降日本脳神経外科学会主導のもと専門医制度にいち早く対応してきましたが、現在充実した高度な医療設備と集中的な治療を行える都内で唯一の大学病院以外での脳神経外科プログラムを提供できる基幹施設となっています。

 

脳神経外科領域に興味のある先生方にむけて以下のコースを有しています。

初期臨床研修脳神経外科重点コース

当院にて初期研修医から脳神経外科専門医を目指す初期臨床研修医向けのコースです。独自ホームページにて別に掲載しておりますが、さらに詳細について知りたい方はご連絡ください。詳しくご説明いたします。

後期臨床研修プログラム

後期研修(初期臨床研修医後)から脳神経外科専門医を目指すコースです。通常医師7年目には脳神経外科専門医を取得できます。以下にも記載しておりますが、連携病院での他院研修を含め、本プログラム内で専門医に必要とされるすべての手技の研修が可能です。

脳卒中専門医・脳神経血管内治療専門医等の専門医研修コース

当院や他院で学んでこられた脳神経外科専門医・他科専門医の方が脳卒中専門医や脳血管内治療専門医を目指すコースです。それぞれ最短時間で効率的に勉強ができるようにコースを組んでいます。詳しくは独自ホームページ・問い合わせ先を参照ください。

各コースに共通する当院の研修の特色

国立国際医療研究センター病院 脳神経外科は、初期、後期研修を希望される皆さんが十分な研修を行えるように、現在様々な努力をしています。卒後7年目で脳神経外科専門医試験を受験し、また専門医資格取得時には十分な実力を身につけていただきたいと思っています。

以下に当院での研修の特徴を挙げさせていただきます。

 

初期、後期臨床研修のカリキュラム     

初期、後期臨床研修を通して、脳神経外科医としての基本となる知識、技術を身につけることができるようカリキュラムを作成しております。脳血管障害、良性脳腫瘍、悪性脳腫瘍、外傷、脊椎脊髄疾患と、脳神経外科全般に幅広く対応できる脳神経外科医の育成を目指しております。詳細について知りたい方はご連絡ください。詳しくご説明いたします。

 

海外研修      

当科は開発途上国への医療支援事業を長年継続しており、とくにベトナム社会主義共和国との交流を長く続けております。この事業の中で両国の若い医師の交換留学を毎年行っております。開発途上国という、日本や欧米とは違う環境への留学は当センターならではの研修と言えます。

 

他病院への研修

当院は脳神経外科学会専門医制度の基幹病院として専攻医研修を行っております。都立墨東病院やNTT東日本関東病院、北原国際病院といったしっかりとした教育ができる病院を連携病院としており、非常に充実した研修を受けることができます。また当センターはナショナルセンターとして国立成育医療研究センター、国立がん研究センターとのつながりを持ち、希望者に対してこれらの病院での研修を可能にしています

 

休暇について  

脳神経外科は一般に休む暇もないほど忙しく、過酷な職業であるというイメージがあるかもしれません。確かに救急患者が多く、緊急手術が手術の多くを占めているのは事実です。また、一日に入院や手術が重なることもあり、つらい時もあります。しかし、我々は、大変な科であるからこそ、休む時にはしっかりと休むべきであるという考えを持っています。年次に応じて1~3週間の有給休暇の取得、正月とGWの連休は均等に振り分けるということをしております。さらに、金曜の夜から土日については、当直チームに申し送りをすることで休みを確保できるよう、当番体制としています。当番にあたったときのチームは病棟と救急外来と両方をこなすため、大変ではありますが、その分休みのときには仕事から離れ、地方での学会や研修会に参加することもできるし、家族や友人と時間を過ごすこともできます。このような体制をとっているため、他のチームをカバーしあう姿勢もあり、家庭をもつ女性医師にも働きやすい環境ではないかと思います

 

その他にも、改善するべきところはまだあると考えており、これからも研修環境、労働環境はできる限り改善していきたいと考えております。若い医師からの声を大切にし、環境をよりよくすることで、大変な仕事であるけれども、ストレスの少ない、やりがいのある職場にしたいと思っております。我々は若い力が、何よりも科の活力になると考えています。脳神経外科に興味のある方は、ぜひ我々と一緒に働き、ともに成長していければと思いますので、みなさんからのご連絡をお待ちしております。

 

 

原徹男(副院長・脳卒中センター長)、井上雅人(診療科長・脳卒中センター副センター長)

連絡先:脳神経外科科長 井上雅人

    inmasato@hosp.ncgm.go.jp

 

独自ホームページ研修説明ページ
http://www.hosp.ncgm.go.jp/s025/nousinkeigeka/kensyu.html