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研修を希望される皆さんへ

国立国際医療研究センター泌尿器科では将来外科系を志望されている(もしくは選択肢の一つとして考えている)研修医、医学生などの研修を受け入れております。産婦人科志望の方、また外科系志望でない方でも関連疾患を専門にしたいとお考えの方(腎臓疾患、内分泌疾患)も歓迎いたします。

学年や研修の期間により目標は異なりますが、いずれの方も泌尿器科学の主な疾病の病態の理解、診断技術、手術手技などで、基礎的・基本的な部分はしっかりと習得できるように配慮いたします。

実際には、病棟チームの一員として一緒に行動していただき、適宜、手技を学んでいただきます。また患者さんの診療ごとに、随時、担当医よりその病態について質問や説明があります。ただ一方的に教わるのではなく、診断に至った過程、治療法の選択理由(科学的背景、社会的背景も踏まえ)について、自分ならどうしただろうかなどとよく考えて、ぜひ多くの質問をしてください。スタッフもこの点には配慮します。これらを通して、教科書に書かれていることがより実際的に理解できるようになります。

外陰部の診察、直腸診、腹部の診察、膀胱鏡検査、透視処置などは、担当医について丁寧に指導いたします。内視鏡手術(経尿道的膀胱腫瘍切除術、経尿道的尿管結石砕石術など)、腹腔鏡手術、開放手術などではできるだけ手術に入ってもらい、実地に細かなことを指導いたします。

十分な期間、研修を受けられた方には、学会発表や症例報告の論文化の指導も考えております。

ぜひとも我らが泌尿器科で充実した研修を送ってください。