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MRI検査

MRI検査とは

MRIはMagnetic Resonance Imaging(磁気共鳴画像)の略であり、強い磁石と電波によって、身体の内部情報を画像化する検査です。CT検査とは異なり、放射線を使わないため、被ばくの心配はありません。
1回の検査で何種類もの画像を撮像し、検査時間は20~60分程度(検査内容により異なります)です。
検査内容は、脳卒中や認知症などの脳の形態や機能を調べる検査や血管の走行を調べる検査、がんなどの
腫瘍がないかを調べる検査、脊髄や神経、靱帯、筋肉など、通常のエックス線(一般撮影やCT)検査では
わかりにくい部位を調べる検査など、多岐にわたります。

〈参考画像〉
 mri1.JPG

 

よくある質問は、こちら

MRI検査の原理

人体の半分以上は水分(水素原子)で構成されています。MRI検査では、非常に強力な磁石の中に入っていただき、電波を当てることで人体の水素原子から出てきた電気信号を受信し、画像にします。
MRI検査の特徴の一つとして撮像中は工事現場のような非常に大きな音と振動を伴います。これは、装置の物理的な現象によって装置の内部が振動し、その衝撃によって大きな音が鳴ってしまうのです。

装置一覧

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※なお、検査内容や予約状況によって最適な装置を割り当てて検査を行います。そのため、MRI検査における装置の指定はできません。あらかじめご了承ください。

検査方法と流れ

1.受付
1-1.受付(平日)

・1階の初診受付または自動再来受付機で『本日のご案内』を発行し、エスカレータまたはエレベータ
(下図①)にて2階放射線受付(下図②)までお越しください。
・放射線受付終了後、MRI検査室前待合(下図③)で椅子に座ってお待ちください。
・MRI担当技師が予約順にご案内します。
※予約時間とおり検査を行うよう努力しておりますが、検査ごとに検査内容が異なるため、予約時間と
 実際の検査開始時間が前後することがあります。また、当院は救急指定病院であり、緊急検査を
 優先して行う場合があります。あらかじめご了承ください。
・お名前を呼ばれましたら、医師に渡される、『放射線診療予約票』、『問診表・造影MRI検査同意書』(造影検査の方のみ)をMRI担当技師へお渡しください。


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1-2.受付
(時間外・土曜日)
・1階の時間外受付で受付を行い、時間外受付前にあるエレベータにて2階へお上がりください(下図①)。
※時間外・土曜日は2階放射線受付では対応しておりません
・エレベータを降り、右の自動ドアを右に曲がるとMRI室があります(下図②)。
・MRI室前にMRI待合(椅子)があります(下図③)。MRI担当技師がお声掛けするまで、
 椅子に座ってお待ちください。
・MRI担当技師が予約順にご案内いたします。
※予約時間通り検査を行うよう努力しておりますが、個々の検査ごとに検査内容が異なり、
 あらかじめお知らせしてある時間と実際の検査開始時間が前後することがあります。
 また、当院は救急指定病院であり、緊急検査を優先して行う場合があります。あらかじめご了承ください。
・お名前を呼ばれましたら、医師に渡される、『放射線診療予約票』をMRI担当技師へお渡しください。

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2.準備

・お荷物、貴重品等を専用ロッカーに入れ施錠していただきます。
※検査室は高磁場(強い磁石)のお部屋になっており、貴金属や磁気カード、電子機器等は吸着
 (MRI装置に飛んでくっついてしまいます)や破損の恐れがあるため、検査室内に持ち込むことはできません。
・検査内容により、お着替えが必要な場合は検査着に着替えていただきます。
・金属探知機にて、体内外に金属がないか確認させていただきます。
※手術等で体内に医療機器等がある場合は、MRI担当技師まで申し出てください。

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3.血管確保

造影検査の場合は、造影剤を注入するための血管確保を行います。
※採血などで体調が悪くなる方、以前に造影検査で体調が悪くなったことがある方はMRI担当技師まで
 申し出てください。

4.MRI撮像

・装置の寝台(ベッド)に寝ていただきます。この時、仰向け、うつ伏せ、手上げ等、様々な姿勢を
 取っていただくことがあります。
 また、動きに弱い検査のため、しっかりと固定させていただきます。

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・撮像部位に、コイルと呼ばれる機械をかぶせたり、乗せたり、巻いたり(検査内容によって異なります)
 します。

mri6.JPG・検査中は動かないでください。
・検査によっては、息止めをしながら撮像するため、呼吸の合図があります。
・造影検査の場合は、造影剤を注入します。造影剤注入時は、気分が悪くないか、腕が痛くないか、
 確認を行いながら進めていきます。
・検査中は大きな音が鳴り、声を出しても聞こえません。そのため、緊急コール(ブザー)を
 お渡しします。もしも、MRI検査中に体調が悪くなった場合は、緊急コールを握ってください。
・検査終了後、造影検査の場合は抜針して止血を行っていただきます。5分ほど穿刺部位を
 押さえてください。
・着替え、荷物をまとめていただき終了です。

注意事項

造影剤について

 造影剤とは

MRI検査で使用される造影剤は「ガドリニウム造影剤」と呼ばれるものです。
通常、静脈から注入し撮像を行います。造影剤を用いることにより、臓器や血管にコントラストがつき、
より明瞭に描出することができます。また、病変部の大きさや形、広がり等がわかり、
より正確な診断が可能となります。
体内に取り込まれた造影剤は、尿として12時間で90%以上排出されます。

 造影剤による副作用について

造影剤を使用することで稀に以下のような副作用を生じることがあります。
・軽い副作用:吐き気、動悸、頭痛、かゆみ、発疹などで基本的に治療を要しません。
 このような副作用が起こる確率は約100人につき1人、つまり1%です。
・重い副作用:呼吸困難、意識障害、血圧低下などです。通常は治療が必要で、後遺症が残る可能性が
 あります。そのため、入院や手術が必要なこともあります。このような副作用が起こる確率は、
 約1万人につき5人以下、つまり0.05%以下です。
・非常に稀ですが、病状、体質によっては約100万人につき1人、つまり0.0001%の割合で死亡することも
 あります。
・検査内容によっては、機械で造影剤を注入し、血管の外に造影剤が漏れることがあります。このとき、
 注射部位が腫れ、痛みを伴うことがあります。基本的には、時間が経てば吸収されて腫れや痛みは
 なくなりますので心配はいりません。漏れた量が多い場合には別の処置が必要になることもあります。

当院では、万一の副作用に備えて万全の体制を整え検査を行っております。もし、検査中に異常を感じた
場合はためらわずにおっしゃってください。

体内外金属について

次の方は検査ができない場合があるため、必ず申告してください。
・心臓ペースメーカー
・人工内耳
・神経刺激装置
・磁石式歯科用インプラント
・人工関節
・ステント
・動脈瘤のクリップ
・心臓人工弁
・刺青・タトゥ
・妊娠の可能性のある方

 次の物は検査室にお持ち込みができません。検査前に外していただきます。
・財布、磁気カード(クレジットカード、診察券、駐車券等)
・携帯電話、スマートフォン
・腕時計、鍵、電子機器
・ヘアピン、かつら、ウィッグ、増毛パウダー
・義歯、補聴器
・インスリンポンプ、持続血糖測定器
・アクセサリー類(ピアス、ネックレス、ブレスレッド等)
・湿布、カイロ、貼付薬

※上記以外にも検査室に持ち込めず外していただくことがあります。MRI検査で来院の際には持ち物を
 必要最小限にしていただきますよう、ご協力をお願いいたします。

妊娠されている方のMRI検査について

現時点では、MRI検査の胎児に対する安全性は確立されていません。特に妊娠初期(受精~器官形成期)は様々な影響を受けやすい時期であり、MRI検査を行うべきではないとされています。また、安定期に入っても絶対に安全という保証はありませんので、基本的に妊娠中、もしくは妊娠の可能性がある場合はMRI検査を行えません。しかし、検査の内容によってはMRI検査による評価が必要な場合があります。その場合は
極力、安全面に配慮し、検査を行うことがあります。該当される方はMRI担当技師までお申し出ください。

よくある質問

Q1.検査前に飲食をしてもよいですか?
A1.検査内容によっては、検査前の飲食を制限させていただく場合があります。

  • 食事をすると、蠕動運動というお腹の中で食べたものを消化し排出しようとする動きをします。MRI検査は非常に動きに弱いため、腸管が動くことによって画像の劣化、すなわち、ボケた画像になってしまい、画像診断に影響が出てしまいます。また、食事をすることで収縮して縮んでしまう臓器や、食べたものと隣接していることでよく見えなくなってしまうことがあります。当院では、胸部、腹部、骨盤部のMRI検査では、検査4時間前から絶飲食のご案内をしています。

 

Q2.普段薬を飲んでいます。検査前に薬を飲んでもよいですか?
A2.はい、飲んでも構いません。

  • 基本的に検査に対する禁忌薬はないため、処方薬は飲んでも大丈夫です。

 

Q3.咳が出ます。大丈夫ですか?
A3.画像劣化の原因になってしまうため、撮り直すことがあります。

  • 咳が出てしまうと、動きにより、画像劣化が生じてしまいます。もし、検査中に咳が出てしまい、画像が劣化していたら可能な範囲で撮り直しを行います。

 

Q4.検査の時間はどれくらいですか?
A4.30分前後です。

  • 検査内容によっても異なりますが、20分~60分程度の検査が多いです。呼吸や心電図の波形に合わせて検査を行うものや、造影剤を使用する検査は長くなる傾向にあります。

 

Q5.狭いところが苦手です。大丈夫ですか?
A5.MRI担当技師にご相談ください。

  • MRI装置は丸い穴(直径60~70cm)が筒状になっており、その中に入って検査を行います。閉所恐怖症のように、狭いところが苦手な方はかなりつらく感じられる方もいらっしゃいます。閉所恐怖症でも個人差がありますので、一概に大丈夫とは言えませんが、検査前に装置を見て入ってみる、目をつぶって検査を行う、声かけ、休憩を入れながら検査する(できない場合もあります)、姿勢を変える等、MRI検査がなるべくつらいものにならないような対応をしています。

 

Q6.音がうるさいのはなぜですか?
A6.MRI装置内の振動の音です。

  • 画像を撮像する際、MRI装置内の大きな磁石に電流を流します。そうすると、装置内のコイルと呼ばれるものが振動し、それが装置全体に伝わって振動することで大きな音を発生しています。当院では、少しでも騒音を和らげるため、耳栓やヘッドホンを装着し検査を行っていただいています。

 

Q7.授乳中です。大丈夫ですか?
A7.基本的には、授乳を継続していただいて大丈夫です。

  • 授乳中の場合でも基本的な検査は問題ありません。ただ、一部の造影剤では安全性が確立されていないために、一定期間、授乳を中止していただく場合があります。

 

Q8.貴重品を持って検査室に入りたいのですが?
A8.いいえ、貴重品を持って入室することはできません。

  • 貴重品を持ってMRI検査室に入室すると、金属がついているものは磁石に吸着し、破損してしまいます。時計はMRIの強力な磁石によって磁化してしまい、針が止まって動かなくなってしまいます。携帯電話やスマートフォンなどの精密機械は破損し、クレジットカードや交通系ICカード、診察券や駐車券はデータが消去されてしまいます。MRI検査室前にロッカーがありますので、検査前に貴重品をロッカーに入れ、施錠していただきますようご理解・ご協力の程、よろしくお願いいたします。

 

Q9.入れ歯を外したくありません。外さなくてよいですか?
A9.安全面を考慮し、外していただきます。

  • 装着したまま検査を行うと、火傷の危険や入れ歯自体の破損、画像劣化の原因にもなります。外せない場合は、やむを得ず検査中止となることもありますので、事前の準備をお願い致します。

 

Q10.歯にインプラントを埋め込んでいます。大丈夫ですか?
A10.検査ができない場合もあります。

  • 埋め込んでしまっている歯科用インプラントなら問題ありませんが、磁石でできているインプラントには注意が必要です。磁石式インプラントを装着したまま検査をしてしまうと、インプラントの磁石がくっつかなくなってしまい、歯科で再度手術をしなければなりません。磁石式インプラントを装着されている方は、あらかじめ歯科にお問い合わせいただき、MRI検査を受けてもよいかご確認ください。

 

Q11.着替えをしたくありません。そのままで検査できませんか?
A11.安全面を考慮し、着替えをしていただくことがあります。

  • 検査内容にもよりますが、安全に検査を施行するため、または画像の劣化を防ぐために検査着へ着替えていただく場合があります。どうしても検査着への着替えに抵抗がある方は、金属製のファスナーやボタン、装飾品がついていない衣服で来ていただきますようお願いいたします。

 

Q12.化粧をしています。大丈夫ですか?
A12. 安全面を考慮し、化粧を取っていただくことがあります。

  • 基本的には問題ありませんが、一部火傷などの危険があるものもあります。特に、黒や濃紺色のアイシャドウやアイライナーは成分に金属の粉が使用されていることがあり、それが火傷や変色の原因となります。MRI検査には薄めの化粧で来ていただきますようお願いいたします。

 

Q13.かつらやウィッグ、増毛パウダーをしています。外さずにできますか?
A13. 安全面を考慮し、外していただきます。

  • かつらやウィッグを固定する部分には金属が使われており、火傷や画像劣化の原因となります。外すのに抵抗がある方は検査直前に検査室内での脱着をしていただいております。また、増毛パウダーは火傷の原因になるばかりでなく、その粉が装置に吸着され装置故障の原因にもなります。粉が飛び散らないよう、衣料用のキャップをかぶって検査を受けていただくことがあります。何かご要望がございましたら、MRI担当技師までお気軽にお申し出ください。

 

Q14.造影剤を使いたくありません。使わないで検査できませんか。
A14.再度医師と相談します。

  • 造影剤は、病変部をより鮮明に、正確に描出し、診断能を向上させるために使用します。一方で副作用といったデメリットがあるのも事実です。造影剤を使用しないと診断できない疾患も多くあり、医師の依頼の下で検査を行うため、MRI担当技師で造影剤の使用の有無を決定することはできません。再度医師と相談し、ご納得いただき検査を施行いたします。造影剤の使用がご心配な方はあらかじめ医師とご相談いただくと当日の検査がスムーズに行えます。

 

Q15.腰が痛くて同じ姿勢をしていられません。検査中に動いてもよいですか?
A15.いいえ、検査中は姿勢を変えることや動くことはできません。

  • MRI検査では狭い筒状の穴に入り、コイルという機械を装着する都合上、どうしてもつらい姿勢となってしまうことがあります。ひざ下や腰にクッションを入れたり、足を上げるなど、相談しながらなるべくつらくないよう対応いたします。また、検査中に動いてしまうと、画像のズレやボケの原因となってしまいますので、検査中は動かないようご協力をお願いいたします。

 

Q16.コロナウィルスが心配です。大丈夫ですか?
A16.できる限りの除菌等で対応しています。

  • 検査室内の寝台や待合の椅子等、不特定多数の方が使用あるいは触られる場所は定期的な除菌を行っています。MRI担当技師はマスクを装着し、手洗いや手指消毒を検査ごとに行っています。少しでも不安が軽減されるよう対応しております。

 

Q17.マスクをしていてもよいですか?
A17.はい。

  • していても大丈夫ですが、針金の入ったマスクは外していただくことがあります。また、MRI検査では電磁波を使用しており、マスクをしていることで検査中に熱感が出る場合や、息苦しくなってしまう場合があります。

 

Q18.車いすで来ました。そのまま検査室に入れますか?
A18.いいえ、入れません。

  • MRI検査室内は高磁場(強い磁石)となっており、磁性体(磁石にくっつくもの)を入れると、強い磁石に引き付けられ、ミサイルのように飛んでいき、装置に吸着してしまいます。一度装置に吸着したものは外すことはできません。持ち込んだ磁性体の破損やMRI装置の破損につながります。MRI検査室内に入る場合は、MRI検査対応のものと交換し、磁性体がないことを金属探知機等で確認してから入室していただきます。MRI担当スタッフの指示に従ってください。

 

Q19.違う部位も痛いのですが、一緒に検査してもらえませんか?
A19.申し訳ありませんが、1枠1部位となっております。

  • MRI検査は1部位でも30分前後の時間がかかってしまうため、予約なしの検査の追加(緊急検査を除く)は行っておりません。また、医師からの検査依頼及び指示のもとMRI検査を施行しておりますので、医師の依頼、指示のない検査は行うことができません。恐れ入りますが、再度診察等で医師にご相談ください。


Q20.MRI待合で待っていますが呼ばれません。まだですか?
A20.放射線受付はお済ですか?

  • 1階再来機で受付した後に2階放射線受付にて放射線受付が必要です。放射線受付をすることでMRI待合にてお待ちになっていることがわかります。放射線受付をした後に採血等の他検査や診察に行かれると、お呼びした際に不在と判断する場合もありますので、放射線受付後は速やかにMRI待合の方でお待ちいただくようお願いいたします。また、救急指定病院であり、緊急検査を優先して行う場合があります。ご了承ください。

 

Q21.「放射線診療予約票」「問診票・造影MRI検査同意書」を忘れてしまいました。検査できますか?
A21.できます。

  • 検査を行うことはできますが、MRI検査をするにあたり、医師からの問診事項や造影剤の説明およびそれに対しての同意の証明書となります。安全に、かつスムーズにMRI検査をお受けいただくためにも、「放射線診療予約票」「問診票・造影MRI検査同意書」のご持参をお願いいたします。万が一、忘れた場合こちらで再発行を行い記入していただきます。

 

Q22.アクセサリーが外せません。検査部位ではないので大丈夫ですか?
A22.安全のためにも外していただきます。

  • アクセサリーを装着されている部位や大きさ、材質等にもよりますが、基本的には外していただいております。検査部位でなくても、MRI検査室内は高磁場(強い磁石)のお部屋になっており、装着したまま検査を行うと火傷やなどの危険やアクセサリー自体の破損、画像劣化の原因にもなります。外せない場合は、やむを得ず検査中止となることもありますので、事前の準備をお願いいたします。

 

Q23.この前もMRI検査をしました。何回も検査して大丈夫ですか?
A23.大丈夫です。

  • MRI検査は被ばく等の心配がないので何度検査をしていただいても大丈夫ですが、MRI検査に制限がある医療機器等を装着されている方は注意が必要です。MRI担当技師にご相談ください。MRI検査で使用される造影剤は「ガドリニウム造影剤」と呼ばれるものです。通常、静脈から注入し撮像を行います。造影剤を用いることにより、臓器や血管にコントラストがつき、より明瞭に描出することができます。また、病変部の大きさや形、広がり等がわかり、より正確な診断が可能となります。体内に取り込まれた造影剤は、尿として12時間で90%以上排出されます。