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診療実績
概要
2020年に比べて、COVID-19のpandemicにより、他科との合同手術を含め、240例(約8割)に減少しましたが、その間も、コロナの重症患者への気管切開術・トロッカー挿入、手術を含め重症支援を行いました。
2020年8月には、低侵襲外科として、ロボット支援下胸腔鏡下手術を開始、順調にその数を伸ばし、企業主催のロボット手術の導入に当たっての講義も行っています。
また、手術の中でも高難度の、サルベージ手術、気管や血管形成術、炎症性肺疾患の手術も積極的に行っており、今まで同様に、他県からの手術困難症例や、海外からの医療ツーリズムも積極的に受け入れています。
2019年 | 2020年 | 2021年 | |
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手術総数 | 302 | 241 | 210 |
原発性肺癌 | 120 | 96 | 61 |
転移性肺腫瘍 | 34 | 25 | 28 |
縦隔腫瘍 | 20 | 15 | 16 |
炎症性肺疾患 | 15 | 12 | 4 |
気胸 | 46 | 36 | 39 |
膿胸 | 14 | 11 | 13 |
胸部外傷 | 8 | 5 | 7 |
国際医療協力
- 厚生労働省、医療技術等国際展開推進事業の一環として、
病院連携を視野に入れた、ベトナム大都市主要4病院・フィジー共和国に対する、外科の技術協力を含めた周術期管理
ベトナム:ハノイ(バクマイ病院、108病院)、ホーチミン(175病院)への手術技術支援
Web seminar で開催。 - Web講義
Robotic surgery for lung cancer in NCGM
On-line seminar Hanoi, Vietnam 1月 2021年
研究
- 慢性閉塞性肺疾患(COPD)の新たな分子標的探索と診断・治療法開発
- 肺切除後肺瘻に対するデジタルモニタリング胸腔ドレナージ法の至適胸腔内圧の検証:多施設共同無作為化比較試験
- 肺切除後肺瘻のない患者に対する胸水排液量によらない胸腔ドレーン抜去の有用性・安全性の検証:多施設共同無作為化比較試験
その他
2020年8月より、ロボット支援下肺悪性腫瘍手術、縦隔腫瘍手術を開始しました。
順調に手術数も増え、intuitive 社からの依頼を受け、ロボット支援下手術の講演を行いました。
講演:
- Robot 手術の初期導入 必要なkey point
- RATS zoom seminar
- 拡大視野、モーションスケールを活用した、da Vinci surgery
- RATS zoom seminar